サブネットマスクとは?CIDRとの違いと計算の考え方
サブネットマスクと CIDR の関係、ネットワークアドレスや利用可能ホスト数の見方を、IPv4 の具体例で整理します。
サブネットマスクとは1
サブネットマスクは、IPv4 アドレス 32 ビットのうち、どこまでがネットワーク部かを示す値です。たとえば 255.255.255.0 は、先頭 24 ビットがネットワーク、残り 8 ビットがホストであることを意味します。
この境界が分かると、同じネットワークに属する範囲、利用できるホストアドレス数、ブロードキャストアドレスを計算できます。つまり、アドレス設計や疎通確認の土台になる情報です。
CIDR と /24 /26 の読み方2
CIDR は /24 のように「ネットワーク部の長さ」を短く表した記法です。/24 は 24 ビットがネットワーク部という意味で、255.255.255.0 と同じ内容です。
よく使う例は次の通りです。
/24: 合計 256 アドレス、一般的には 254 ホスト/26: 合計 64 アドレス、一般的には 62 ホスト/27: 合計 32 アドレス、一般的には 30 ホスト/30: 合計 4 アドレス、一般的には 2 ホスト
プレフィックスが長くなるほどネットワークは細かく分割され、1 サブネットあたりのホスト数は少なくなります。
計算結果の見方3
ネットワークアドレス1
そのサブネットの先頭を表すアドレスです。ホストには通常割り当てません。
ブロードキャストアドレス2
そのサブネットの末尾を表すアドレスです。通常の IPv4 サブネットではホストに割り当てません。たとえば 192.168.0.0/24 なら 192.168.0.255 がブロードキャストですが、192.168.0.0/18 なら末尾は 192.168.63.255 になるため、192.168.0.255 は利用可能なホストアドレスに変わります。
利用可能ホスト数3
一般的には総アドレス数から先頭と末尾の 2 つを引いた数です。ただし /31 と /32 は用途に応じて例外的に扱われます。
実務でよくある使い方4
- 既存の
/24を複数の VLAN に分割したい - 与えられた IP がどのネットワークに属するか確認したい
- 複数 CIDR の設計に重複や隙間がないか見直したい
- ポイントツーポイント回線で
/30と/31のどちらが妥当か判断したい
こうした場面では、計算結果だけでなく「細分化できるか」「他の CIDR と重ならないか」まで確認できるツールが便利です。
計算ツールに戻る5
実際に IP アドレスや CIDR を入れて確かめたい場合は、サブネットマスク計算ツール に戻ってください。ネットワークアドレス、ブロードキャスト、利用可能ホスト数、分割結果をその場で確認できます。